日本秘湯を守る会 山梨 赤石温泉

ついに赤石温泉!


山梨には何軒かの日本秘湯を守る会の温泉がある。


我が家からだと、赤石温泉、十谷温泉、奈良田温泉の順に近いのだが何故だか遠い所から攻めていて、1番近い赤石温泉が最後になった。


既に行った事のある奈良田温泉とその手前にある西山温泉の慶雲館(ギネスに載る最古の温泉、高級旅館)、十谷温泉の源氏の湯がかなりお気に入りでその3箇所だけで5年間で10回以上行ってしまってるもんだから、なかなか赤石温泉に辿りつけなかったわけです(;^_^A


初の赤石温泉はかなり衝撃的でした!

露天混浴が売りで、ご主人が自ら手掛けた浴槽やウッドデッキは見事なもの!



源泉の湯量が少なく、成分が強く、温度も低い為、日本秘湯を守る会では珍しく加温、加水、ろ過をしててちょっと残念なお湯。


加温している為、源泉温度であろう真水の温度の浴槽、ぬるめの浴槽が二つ、熱めの浴槽一つの4つの大きめな浴槽がありました。


混浴な為、洗い場は女性優先と書かれた仕切りのある場所が二つ程設けられており、仕切りがない洗い場が3つ程。

開放感抜群の露天なので、ウッドデッキにはベンチやリクライニングシート、灰皿なんかもあったり。


でも、混浴なんですよね〜(^_^;)

だから、かなり度胸がないとそこまでリラックスしていられるかどうか。


宿は20室、風呂は22時まで、立寄り歓迎と来たもんだから、誰も居ない時間なんて皆無でしょう。


私は水着やバスタオルがOKと言う事だったので水着で入りました!

普段なら、潔く脱いで入るのですが開放感あり過ぎと、既に5人も入浴中で…。


入浴中の方がまた大問題だったのです!お一人、年輩の方は宿泊客で普通のご老人。後の4名は…

1人で来てる40代長渕剛似の人は全く股間を隠さず浴槽に浸かってる私に仁王立ちで話しかけて来ました(・・;)かなりの自信がおありのようで…。確かに…

夢か幻か⁉︎って思うほどのサイズΣ(゚д゚lll)二度見しちゃいましたー


てか、見せに来てる方のようです(>_<)

詳しくは書きませんが、250ccの缶が

ぶら下がってたようなイメージ(苦笑)


残るは3人組。

1人は20代半ばの女性で同性の私が入って行ったら、バスタオルを巻き出しました。同性だと隠すのかΣ( ̄。 ̄ノ)ノ(笑)

お友達2人と来てる感じだと思いきや女性は敬語で一緒に来た男性2人と話してます。

3人で死角に入る浴槽に入って話してるのですが、その時は女性はバスタオルを外し浴槽の縁に座ってる姿が見えました。

同性の私には隠し、敬語を使うような知人の男性や、股間を見せに来たような人には隠さない20代半ばの女性。

感性がナゾ過ぎる(; ̄ェ ̄)


彼氏と入ってたのですが、ずっと動向を観察してしまいました!

壁|A゜)ジー 



結果としては、女性は乳首にピアスをしてるし、女性の知人男性は風呂上がりに反応しててタオルで隠さず丸出しだし…

温泉を楽しむ趣旨が違う人達だったようです(>_<)


ハレンチ過ぎるー( ̄Д ̄)ノ



さて、変態観察は終わりにして、

赤石温泉は内湯も混浴なんです。

内湯も温度が異なる浴槽が二つ。

一つは水風呂状態なのでチャポンと入るのは難しいので、覗いて誰かが入ってたら遠慮するって感じで!他人同士がゆっくり入れるほどは浴槽が大きくないので。

私が行った時間はゆっくり入る事が出来ました。

女性専用時間があった為、専用時間15分前などにカップルで行くのが良いかもしれません。 浴室から音が聞こえ、脱衣所に衣類がなければ異性が入浴中って事で判断できます。 しかし、脱衣所で衣類があっても混浴なので異性も入っている可能性もあるので、やっぱり確認が必要かな(^◇^;)?!


内湯はもう一箇所あり、3人風呂女性専用となってます。

小さいお風呂に興味がなかった為、覗きもせずに帰って来てしまいましたがf^_^;)



食事は微妙です。

口コミに味噌汁が不味いとありましたが、自家製の味噌を使用しているのでしょう。発酵し過ぎて、韓国味噌のような醤油っぽい感じで…。私も苦手で頂けませんでした。

他の日本秘湯を守る会の料理と同じようなメニューなんですが、全てが少しずつ劣るといった内容でした。



色々とビックリするような事がありましたが、1番ビックリしたのは部屋なんです。

置屋の様な二階の部屋の間取りです。ドアがないんです!襖なんです!私達が使用した部屋は1番広い部屋で2間続きの部屋なのですが、一間に付き、壁が一面のみ!

三方は襖とガラス戸(磨りガラス)。


磨りガラス戸は鍵がありますが、襖には無いわけで…

廊下に面した襖からは何時でも誰でも侵入可能なわけです。

人が歩く気配は気配だけでなく、足音でも容易く分かり、遠くから足音が聞こえれば通過するのか、もしくは手前の階段を降りて行くのかと耳を傾けて…侵入される恐れはほぼないにしても神経をすり減らしました。


壁に耳あり障子に目ありって感覚で一晩中過ごすような感じです。


セキュリティは大事な物は一階のコインロッカーへ!

使いませんでしたが、部屋に人が居るか居ないかは廊下にスリッパがあるか、ないかで判断できてしまうので、ない場合は侵入OKのサインなわけです!


心休まらない旅をした訳ですが、宿の裏手にある妙連の滝は圧巻だし、

広めの部屋でなく、1番端の景色の見える部屋を予約し、宿泊客や立寄りが少ない平日に予約をして再度チャレンジを試みようかと思います。


それを差し引いても…

泉質や食事、ホスピタリティーからして、

1位奈良田、2位源氏の湯、3位赤石温泉でしょうね。


源氏の湯が1位でなく、2位になった敗因は毎回夕食のメインが水遁と言う事と、週末はほぼ満室で立寄り客が多いと言う事です。